建てられたのが2010年以前の一般住宅だと、透明ガラス、すりガラス、型板ガラスなどの単板ガラスと呼ばれるガラスが取り付けられていることが多く、ガラスの交換にかかる時間は1時間前後で完了するケースがほとんどです。
ただし、単板ガラスだとしても、一般的なガラス修理業者が持っている在庫は3×６（サブロクサイズ）と言われる909mm×1818mmの大きさまでで、これを超える場合は交換が翌日以降になる可能性が高いです。
網入りガラスの交換は即日でできる可能性が高いですが、コーキング施工になることが多く、その場合は単板ガラスより作業時間が1時間ほど長くかかります。
また、網入りガラスには網の入り方が3通りあって、加えて透明網入りガラスと型板網入りガラスの2種類のガラスがあります。
合計で6通りの網入りガラスが存在し、あまり出ない網入りガラスは在庫で持っていないガラス店も多く、その場合は仕入れに時間がかかり、翌日以降でないと交換できないことになります。
ペアガラスの場合は、ほとんどの修理業者が直ちに用意することができなく、ペアガラスを製造できる業者でも数日の時間がかかるのが一般的です。長くなると2週間程度の時間がかかる場合もあります。
強化ガラスは一般家庭で使用されることはほとんどなく、交換には1〜2週間程度の日数を要するのが一般的です。
防犯ガラスは合わせガラスとも呼ばれ、ガラスとガラスで特殊フィルムをサンドイッチ状に挟み込んだガラスのことです。完全オーダーメイド商品になっているため、交換に必要な時間は2週間程度が目安となります。